【子育て】漠然としたものを伝える難しさ ベスト3
こんばんわ!!
もりのママです。
さて今日の内容は息子の言葉ネタでいきます。
発達障害の中でも知的障害を伴う自閉症の息子は言葉を理解するのにも
かなり苦戦しています。
その中でよく使ってしまうけど息子が理解できない言葉ベスト3を発表します。
第3位 こそあど
想像していた方もいたのではないでしょうか?
こそあど言葉・・・。ついつい使ってしまうってことが多いです。
我が家の場合
私→娘にそこのタオルとって
娘→はい!!どうぞ★
娘は何の迷いもなく私に渡してくれます。
私→息子にそこのコップ持ってきて
息子→??
私の中では何の迷いもなく言った言葉だったのですが、
息子からしたら机の上に3個コップがあってどのコップなのかが
わからなかったようです。
指をさして伝えたから伝わったと思い込んでいた私。
息子のように発達障害の子の中にはこそあど言葉が理解できない子がいます。
こそあど言葉って物凄く便利ですが、子供にとってはあまりにも漠然としすぎて
なんのことだとなるようです。
勿論健常の人たちの会話でもこそあどを使ってもそれってどれよ!!
っていう事もあるので障害のある子にとってはもっと大変なのです。
何回もブログで書いてるかもしれませんが、決して子供達が悪いわけではないので
責めないであげてください。
第2位 同じ 一緒
同じと一緒って言葉は目に見えるものが多いと思いますが、
この言葉で息子がつまずくのは同じという意味と一緒という意味が
人によって使われ方が違うからなのです。??って思いますよね・・・
我が家の場合
主人→息子にパパのタオルと同じタオル持ってきて
私→息子にママのタオルと一緒の持ってきて
親二人が息子に頼んだ場合、言ってることは一緒なのですが息子の中では??
なので行動に移せません。
社会に出ると統一するのは難しいのは事実です。
言葉になれるまでの間は家族の間でも言葉の認識を一致させる方が
いいと感じます。
上記の場合どちらかに統一したら息子は行動に移すことができ、
成功体験を積むことが出来るのです。
勿論色々な言葉になれてほしい気持ちもありますが、最初のうちは
親がフォローをいれてあげ同じタオル持ってきてくれる?と息子の
理解できる言葉に誘導してあげるといいです。
第1位 ちょっと
漠然とした言葉の代表ではないかと思うぐらいあいまいな言葉です。
意味を調べてみると少しであることと書いてあります。
ちょっと待っててとかよく使うと思いますが、息子からしたら
そのちょっとの量がわからないんですよね。
便利だから当たり前のように使っていますが、理解できない子供からすると
苦痛だと感じます。
我が家の場合
娘→ママ遊ぼう
私→ちょっと待ってて
娘→ちょっとってどれぐらい?
娘は聞き返せるから待つのは苦痛だけど、ある程度の予想が出来る。
息子→ママ絵本読んで
私→ちょっと待ってて
息子→ママ絵本読んで
ちょっとがわからないからエンドレスで言ってきます!!
話す側はつい自分が説明するのが面倒くさいので、便利な言葉をすぐに
使ってしまいます。
その結果息子のように苦戦をしてる子に対してきつく言ってしまうことが出てくるのです。
ではどうすればいいのか?最初から具体的に伝えるのが一番手っ取り早いです。
例えば
息子→ママ絵本読んで
私→食器を片付けたら読むね。
少し情報が入ることによってちょっとという漠然とした言葉から進めるのです。
忙しい時ほど丁寧にいう必要があります。
なぜなら忙しい時に説明をあいまいにしてしまうと、出来ない指示がわからないという
事が発生してしまい余計に時間を使ってしまうのです。
時間のある時に簡単にわかりやすく指示をだす練習をしておくと、
スムーズにいけます。子供の反応もあるので私の現在の状況だと5割は
成功しています。半分の失敗の要因はまだ漠然としている部分があることと、
説明事態が長すぎて理解できなったという事です。
決して子供達に伝わらないわけではありません。
少し丁寧に伝えると子供達にも必ず届きます。
焦らずに一緒に歩きましょう★
毎日同じように頑張ると慣れてきて指示も通ることがあるので、
成長は確実にしています。
頑張りすぎず一緒にいきましょう!!
では次回