【子育て】発達障害の子にとって身辺自立は苦労の連続
こんばんわ!!
もりのママです。
今回はですね息子の苦労話を書いていこうと思います。
当たり前を教える苦労
皆さんは身の回りのお支度について親に教えてもらった記憶はありますか?
もしかしたらあるのかもしれないのですが、生憎私の記憶にはなくて苦戦をしています。
我が家の年長組の息子君は発達障害のため一つ一つを教えていかないといけません。
一度言ったからわかるでしょ?ではなく何回も何回も手順を植え付けていくのです。
ただここで問題なのが当たり前のことを教えるのって物凄く大変なんですよね・・・。
具体的には、お洋服の前後ですよね!!
健常の子と比較するのは違うかもしれませんが、例えば恐竜の絵が前の面に書いてあるTシャツがあるとします。
健常の子:お腹の方に恐竜がくればいいのか・・・。簡単簡単と思うかも知れません。
ですが!!
うちの子のように発達がゆっくりな場合恐竜が前?ママは何のことを言ってるの?
ってなったり、恐竜のTシャツは着れるけど総柄になったらわからない。
お洋服の前後をわかるのにこんなに苦労するの?
これが正直な私の感想でした。
一人では無理なのでプロのアドバイスを
親の私が教えてあげたくても教え方もいまいちわからないし、
結局時間がかかるとイライラしてしまって着せてしまっていたのが現実。
少しずつでも理解してもらえるようにするにはどうすればいいのか?
私は息子が通っている児発【児童発達支援所】の先生に相談することにしました。
すると45分の訓練の中に衣服の着脱の訓練を組み込んでくださるという!!
私はそこで完全に見落としていたあるものに先生が注目していることに気が付いたのです。
それは・・・。
お洋服の左の内側についてるタグです!!
だいたいのお洋服についているから、タグを左手で持って前後を教えることが多いという目から鱗な情報を仕入れたのです。
何故私はタグに気がいかなかったのか・・・
それは私自身が服の前後で苦労していないからだと思うんです。
もしかしたら幼い時は物凄く苦労をしていたのかもしれませんが、今はその記憶もないので(;´・ω・)
左を理解していないと意味がない
タグというアイテムの存在を知った私ですが、次の問題が私を待ち受けていました。
それは右・左というような向きですよね!!向きを息子は理解しているのか?
支援所の先生方が息子の理解を確認しながら訓練をしてくださっています。
息子はいつの間にか向きは理解していたようで、先生に左手でタグを持ってと言われると持つことが出来ていたのです。
私の知らない間に息子は色々と吸収をしていたようです。
先生にはかなり感謝だが、毎回真面目に取り組む息子にはもっと感謝です。
回数がレベルを上げて行く
数か月前までは洋服に前とかあるの?っていうような顔で見ていた息子が
回数を重ねるごとにやはり身についてきているようで!!
後ろが前の面に来ると、「おや?」何かがおかしいと気が付くようになりました。
何事も回数をこなしていくと少しずつ出来るようになっていくんだという事が証明された感じがしました。
まとめ
今回は身辺自立のうちの我が息子が苦戦中のお着換え【服の前後】について書きました。
中にはうちも~~って思われた方もいるのかな?
私はよく息子に「なんで出来ないの?」ってすぐに言ってしまうのですが、息子からしてみたら「出来ないんじゃなくてやり方がわからないんだ」というのも多いかもしれません。
こちらとしては「早くしてよ!!」って思うことも多々ありますが、我が子の力を信じてわからないところはさりげなく手伝って成功体験を増やしてあげましょう!!
少しずつ出来るようになるので一緒に子供を信じて待ちましょう。
長々とお付き合いくださりありがとうございました★
ではまた次回に